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新春講演会「木久蔵流 笑うが一番」開催

 1月25日 ホテルグランドパレス塩釜で新春講演会を開催いたしました。

 講演は、父親(林家木久扇)やご自身の学生時代のエピソードで参加者との距離をグーンと縮める落語家流テクニック(『マクラ(世間話)』)で始まり、テーマである笑いと健康や病気と絡めた真面目な話かと思うと洒落や語呂合わせ、機転の利いた言葉で締めくくる「落ち」もあって、マスク越しではありましたが久しぶりに笑って楽しむ時間となりました。

 これこそ、「マクラ ⇒ 本題 ⇒ サゲ」で構成する芸の深さに触れたような気がします。

 落語会(落語家は全国で約1,000名)は、同じ伝統芸能である歌舞伎の世界と比較される。大きな違いは「血のつながり」で、歌舞伎界は8〜9割が二世、三世。一方、落語は大衆芸能の側面が強く基本的には一代限り。一般家庭の落語好きが熱い気持ちだけで飛び込んでくる世界とのこと。木久蔵さんのような二世は現在約40名(うち「笑点メンバー」に4組)と少なく、これには本当に驚かされました。

 ちなみに、木久蔵さんは父親(林家木久扇)から「落語家はモテるよ!」との一言で弟子入りしたそうです。

 年明け早々、新型コロナウイルス感染者数も、都市部を中心に増加しはじめ徐々に地方へと増え始めたこともあり会員交流会は中止し、講演会開演に当たってはこれまで以上に最大限の感染防止対策を講じ、また、参加者にも協力を求めての開催となりましたが、90分間大いに楽しんでいたただきました。

 おあとがよろしいようで!

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