講演会は、テレビ出演でもお馴染みのエコノミスト門倉貴史氏が、「今後の日本経済の展望と企業戦略（アベノミクスの行方と地方経済への影響）」と題して９０分間の講演を行い、聴講者も一般の希望者を含め約１５０名と、講演会場が満杯となるほど大盛況となりました。

　経済関係の話と聞くだけでも難しいイメージを思い浮かべるところですが、はじめにバラエティ番組「ホンマでっか！？ＴＶ」出演の裏トークのほか、面白いエピソードや実際に役立つ雑談をおりまぜながら本題へと自然にランデングさせ、アベノミクスの金融緩和政策に関連する為替レートの変動やマイナス金利政策の影響、高成長が続くＡＳＥＡＮ諸国へのインフラ投資や日本企業の進出など、わかり易く経済情勢を解説してもらいました。

　また、日本で開催予定となっている２０１９年のラグビーＷ杯や２０２０年の東京五輪等に加えて、聖地巡礼として国内・海外を問わず有名となった人気映画「君の名は」の経済効果など、誰かに話したくなるような身近な話題もあり、参加者が聞き入っていたようです。

　なお、本年度の会員交流会は、青年部会による恒例の大抽選会のほか、女性部会との合同開催ということで、女性部会が準備したアトラクション（バンド演奏）も加わり、いつになく和やかで華やかな交流会となりました。更に講師の門倉貴史氏も交流会に参加し、出席者の求めに応じて記念撮影やサイン・握手するなど終始、笑顔で気軽に応じていた姿が印象に残りました。